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Famous 石川県能登産・里山ウクレレ「ヒバ」ソプラノサイズ ※Y202409

¥77,000 税込

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この商品は送料無料です。

日本の里山で育った木を使った国産ウクレレ【里山ウクレレ 】にラインナップされるウクレレです。

このウクレレは、音色に影響のあるボディとネック材に石川県の県木でもある「能登ヒバ」を使っています。

▪️スペック
サイズ…ソプラノ
ボディ材…石川県産「能登ヒバ」単板
ネック材…石川県産「能登ヒバ」
指板材…ローズウッド(12Fジョイント/15F)
ブリッジ材…ウォールナット
ナット&サドル材…ABS樹脂
ペグ…Famous F-3 GOTOH製ギアペグ
搭載弦…KIWAYA KFC フロロカーボン弦

全長…約538mm
スケール…約351mm
ナット幅…約36.5mm

針葉樹の「能登ヒバ」ですが、音色は「メイプル」の様なスッキリとした明るい音色です。
その軽やかな音色はソプラノにマッチします。

このウクレレに使用している「能登ヒバ」は、石川県金沢市の木材販売会社で、能登ヒバ楽器プロジェクト「ATENOTE アテノオト」を展開している、フルタニランバー株式会社様から調達しております。

能登ヒバ楽器プロジェクト「ATENOTE」の詳細はこちら
https://www.furu-tani.co.jp/atenote/


▪️日本の里山で育った木を使った国産ウクレレ 【里山ウクレレ 】について

木材という資源は、伐採するだけでなく、苗木を植えて育てるなどの循環を適切に行えば、再生可能な資源になります。
しかし、昨今の国内産木材の需要の低下に伴う林業衰退などにより、日本の里山の循環に大きな乱れが生まれ始めています。
国産木材が従来使用されてきた建築資材などの需要が低下していく中、その他の新たな使用用途として、楽器に使う「トーンウッド」として活用の可能性に向けてチャレンジをしています。

実は、日本のギターやウクレレ工場の楽器製作の技術は世界的に見ても高い水準にあります。
しかし、国内で製作されるウクレレの95%以上は、海外の木材を使用して製作されています。
また一般的な楽器は、その材料として天然の高級銘木が使用されます。
この【里山ウクレレ】は、天然木ではなく、あえて「植林木」など里山の循環の中で育まれた木材を使用しています。
また木材のフシやシミなども、その素材の個性として捉えて、木材資源を極力無駄にしない造り方をしています。

今回の【里山ウクレレ】には「間伐材」は使用していません。
苗を植えてから50〜70年間、大切に育てられた「植林木」を使用しています。
実は、木も人間と一緒で歳をとると老いていきます。老木は二酸化炭素の吸収量も落ちていくので、適切な時期に伐採し、新しい苗を植えていく循環サイクルが必要なのです。
しかし、外国産の木材の台頭や、木材需要そのものの低下により、日本の里山にはそのまま放置されている木が多く残っています。
使い道がない木を切っても、満足のいく収入を得られないので、そのまま放置されているのです。
日本の森林面積は、実は増加しています。でもそれは、管理されたものではなく、里山が放置されている現状があるからです。

今回のプロジェクトは、木を育てる林業家、丸太を板にする木材屋、板からウクレレを造る工場、ウクレレメーカー、そして私の様な販売士やウクレレプレイヤーがチームを組んで行なっています。ウクレレの原材料を供給する方からユーザーに直接渡すところまで、ウクレレを運ぶサプライヤーのネットワークを繋げています。

ウクレレは、形を作って終わりではありません。楽器なので「音」のクオリティに納得感があるものになるまで、製造の様々な工程を経て完成しました。

ウクレレの作り手側も創意工夫をして良いものを創り、それを丁寧に欲しいと思って頂いた方に、一つ一つ届ける。
それを積み重ねることが、大切に育てられた国産木材の需要創造に繋がり、結果的に環境問題の改善に繋がると思っています。

今後、私自身がウクレレ移動販売で全国を回りながら、様々な地域の木材関係者様とコミュニティを広げて、お互いに協力して、各地方の木材の特徴が感じられるウクレレの製造のお手伝いを行なっていきたいと思っています。
そして、各地の【里山ウクレレ 】が生まれて、それをウクレレカーに積み、各地のお祭りやイベントなどで、ウクレレ販売&ワークショップを行い、ウクレレコミュニティを拡げていくのが私の「夢」です。

音楽を奏でる楽器は、演奏するその人にとって「友人」「相棒」「恋人」…の様な大切な存在になっていきます。
自分の使っている楽器が、環境に配慮されている楽器だと知ることで、環境問題についても「自分ごと」として、さらに身近に感じられる。その様な体験の積み重ねが大切だと思っています。

また、19世紀末に、ポルトガルからハワイに持ち込まれたブラキーニャという小さな弦楽器が、ハワイの木で製作されて「ウクレレ」という楽器に生まれ変わりました。
そして、ウクレレを奏でることで、ハワイで沢山の「ハワイアンソング」が生まれたように…
日本の里山で育った【里山ウクレレ】で、新しい沢山の音楽が生まれたら嬉しいです。

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